普通、お米屋さんの販促ツールといえば、
「田園風景」
「稲穂」
などなど、お米にまつわるものが中心でしょう。
しかし、当社では、2020年になり、創業111年を記念するにあたり、
ちょっと趣を変えようと考えました。
「このまちで生きる」
当社は、室蘭港開港の地を目の前にして、1909年(明治42年)に、食料雑貨店として開業しました。
そして、その向かい側には、同じ年に開業した「北炭輪西製鉄所」(現在の日本製鉄輪西製鉄所)があります。
この室蘭港は、大政奉還から5年後の1872年、北海道開拓の拠点が函館から札幌に移る際、急峻な静狩峠(国道37号・豊浦町と黒松内町の境目)を回避するために、噴火湾を横断して、森町と結ばれた「森蘭航路」の札幌側の起点です。
そして、夕張をはじめとする空知の産炭地で採掘された石炭を、主に国内向けに積み出していた港でもあります。
この歴史ある地の前で、111年の長きにわたり、皆様にご愛顧いただいていることには、筆舌に代え難いほど名誉なことであります。
その感謝を込めて、新たにコーポレートポスターを作成しました。
これからも、このまちとともに。
今日も御用命ありがとうございます!